オリエンタルランド健康保険組合

健康保険が使用できない場合があります

接骨院・整骨院で施術を行っている柔道整復師は、医師ではありません。その施術は健康保険が使える場合と、使えない場合があります。健康保険が使えない施術は全額自己負担となりますので、施術前に確認してください。
また、同一期間、同一負傷、同一部位で医療機関を受診し、治療や薬（貼り薬を含む）を処方された場合はその期間は「併給」に該当するため、接骨院や整骨院の施術費用は自費になります。当健康保険組合が接骨院や整骨院へ施術費用の７割分をお支払い済の場合は被保険者宛に返還請求しますので、あらかじめご了承ください。

健康保険が使えます　一部自己負担	健康保険が使えません　全額自己負担
外傷性が明らかな（負傷原因のはっきりしている）骨折・脱臼・打撲・捻挫・挫傷（肉離れなど） ※骨折・脱臼は、応急手当の場合を除き医師の同意が必要です。 ※慢性に至っていないものに限られます。	日常生活での単なる肩こり、筋肉疲労、体調不良 神経痛、リウマチ、ヘルニアなど慢性の病気 脳疾患の後遺症など スポーツなどの肉体疲労からの回復目的 通勤中や仕事中のケガ（労災保険等の適用） 病院や診療所などで、同じ負傷を治療されている場合（受診月および薬の処方期間は併給に該当するため自費となります） マッサージ目的

施術内容のチェックを

接骨院・整骨院の施術費用は、本来は療養費払いですが、都道府県と協定を結んでいる接骨院・整骨院では、療養費の支給申請を柔道整復師に委任できるため、保険医にかかるのと同じように保険証・資格確認書・マイナ保険証を持参して原則3割の自己負担で施術を受けることができるしくみになっています。
施術を受けるときに提示される「療養費支給申請書」に署名を求められた際には、負傷原因や負傷部位など記載事項に誤りがないか必ず確認し、白紙委任には応じないでください。

施術を受けるときの注意

• ①　負傷の原因（いつ、どこで、何をして、どんな症状があるのかなど）を正しくはっきりと柔道整復師に伝えてください。
• ②　療養費支給申請書の内容（負傷原因、負傷名、日数、金額）をよく確認して患者さんご自身で署名してください。
• ③　領収書は必ず受け取り、大切に保管してください。施術所は領収書を無料で発行することとなっています。
  また、領収書は確定申告における医療費控除の対象になります。
• ④　施術が長期にわたる場合は、内科的要因（病気が原因の痛み）も考えられるため、医師の診断を受けてください。